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外国人社員を受け入れる社内体制の作り方

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経営陣から突然「これからは外国人採用を積極的に進めるから、その社内体制を整えてほしい」と命じられ、どこから手をつければいいのか、どうすれば現場の協力を得られるのかと途方に暮れていませんか。採用の窓口や受け入れのルール、現場のフォロー体制など、人事や総務の担当者が抱える不安や負担は計り知れません。この記事を読むことで、何から着手すべきかが明確になり、組織全体でスムーズに外国人材を迎え入れるための道筋がハッキリと見えてきます。

外国人社員の受け入れにおいて社内体制の整備が不可欠な理由とは?

外国人社員を事前の準備不足のまま現場に迎え入れてしまうと、言語や文化の壁から様々な問題が表面化し、最悪の場合は組織全体の機能不全を引き起こします。

体制未整備で起こる典型的なトラブル

事前の受け入れ体制やサポートの仕組みが十分に整っていない企業では、日常業務の中で数多くの深刻なトラブルが発生しやすくなります。例えば、具体的な業務指示が十分に伝わらないことによる業務の指示不全や、日本語のニュアンスのすれ違いによる深刻なコミュニケーション不全が日常化します。こうした日常的な摩擦の蓄積は、現場の日本人社員にとっても大きなストレスとなり、職場全体の生産性や雰囲気を著しく低下させる要因になります。

早期離職が企業に与えるコスト的、精神的ダメージ など

受け入れ体制の不備によるサポート不足や孤立感が原因で外国人社員が早期に離職してしまった場合、企業が受けるダメージは想像以上に甚大なものとなります。多額の時間と費用をかけて行った採用活動やビザ取得のコストがすべて水泡に帰すだけでなく、教育を担当した日本人社員のモチベーション低下や疲弊を招くという精神的なダメージも深刻です。そのため、入社後の定着を見据えた万全の社内体制をあらかじめ構築しておくことが、企業の持続的な成長にとって絶対に欠かせない経営課題となります。

外国人採用の社内体制整備を進める基本手順

受け入れ推進担当者と関係部署の役割分担

プロジェクトを円滑に進めるため、受け入れ推進担当者をプロジェクトリーダーとして明確にアサインし、関係部署との役割分担をあらかじめ組織全体で共有することが極めて重要です。人事部門は採用からビザ手続き、労務管理全般を統括し、総務部門は社内インフラや生活環境の整備を担当します。また、現場のマネージャーやメンバーは日常のOJTや業務指導にあたり、法務部門は契約内容やコンプライアンス上のリスクチェックを担うなど、全社体制で連携する仕組みを作ります。

社内環境の構築

外国人社員が安心して働き続けられるよう、宗教や文化的背景の違いにきめ細かく配慮した社内環境をハード・ソフトの両面から整えることが大切です。例えば、礼拝の時間を確保するためのスペースの設置や、社内食堂や周辺の飲食店におけるハラールやベジタリアンといった食事制限への配慮を行います。また、多言語表記の案内板や社内ツールの導入など、日常の細かなストレスを軽減する工夫が早期の組織適応を大きく後押しします。

就業規則・社内ルールの見直し

外国人社員が日本の労働法規や会社のルールを正しく理解できるよう、就業規則や雇用契約書の主要部分を母国語や分かりやすい英語に翻訳・カスタマイズすることが必要です。特に、日本の休暇制度、評価基準、残業や休日出勤に関するルールなどは、文化の違いによって誤解が生じやすいため、契約締結の段階で丁寧に説明して書面で合意を得るプロセスを徹底します。

日本人社員向け研修の実施

外国人材を迎える現場の日本人社員に向けて、異文化理解や心理的安全性の確保を目的とした事前研修を必ず実施します。外国人に対応可能な社員向け研修などを活用しながら、無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)に気づき、多様なバックグラウンドを持つ仲間と協働するためのマインドセットを養うことが、現場の拒絶反応を防ぐ鍵となります。

やさしい日本語の話し方と指示出しの共通化

複雑な敬語や業界用語を排し、誰にでも直感的に意味が通じる「やさしい日本語」を用いたコミュニケーションスキルを社内で共通化することが極めて効果的です。本サイトのコンテンツを参考にしながら、曖昧な指示をなくして具体的な作業手順や期限を明確に伝えるスキルを身につけ、業務上の指示ミスやトラブルを未然に防ぎます。

在留資格管理・労務コンプライアンス体制の構築

外国人を雇用する企業としての法的な義務を果たすため、在留資格(ビザ)の有効期限や就労制限の範囲を厳格に管理するデータベースやフローを構築します。不法就労助長などの法令違反を絶対に防ぐため、人事部門が中心となって定期的なビザ更新の管理や、労働時間・給与などの労務コンプライアンスを厳格にチェックする体制を整えます。

日本人社員の拒絶反応や負担感を解消するコツとは?

外国人社員の受け入れを成功させるためには、受け入れられる外国人側へのサポート体制だけでなく、受け入れる側の「日本人社員」が抱える不安や負担感をしっかりと解消するための仕組みづくりが不可欠です。新しいメンバーを迎えることで、現場の日本人社員に過度な業務負担や精神的ストレスが集中してしまうと、「外国人が来ると面倒になる」という拒絶反応や不満が職場全体に蔓延してしまいます。この負担感を和らげるための具体的な工夫として、指導やサポートの役割をたった1人の社員に集中させないことが挙げられます。組織全体で支え合う温かい受け入れ体制を構築し、多様性が活きる強い職場をつくり上げていきましょう。

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はじめて外国人社員を受け入れる現場の担当者や人事の方に向けて、国ごとに注意点や配慮したいポイントについて解説しているので、ぜひチェックしてください。

※参照元:リロケーション・インターナショナル公式HP 2025年12月調査時点 アウトバウンド・インバウンド含めて年間約10,000世帯のサポート実績があります。
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樋口氏
                   

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