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「技術・人文知識・国際業務」(いわゆる「技人国」)は、外国人が日本の企業で専門的・知的業務に従事するための在留資格で、エンジニア、通訳、デザイナー、海外営業など幅広い職種が対象になります。職務内容と学歴・経歴の整合性が求められるため、採用前の確認と正確な手続きが重要です。
2025年上半期時点の在留外国人のうち「技術・人文知識・国際業務」の在留資格者は永住者(932,090人)に次いで2番目に多い458,109人です。

この在留資格は、「大学等で学んだ専門知識を活かす業務」または「外国の文化・言語に基づく業務」に就くための制度です。 大きく分けて以下の3領域を対象としています。
受け入れには「専門性」と「実務内容の関連性」が必須であり、単純作業やマニュアル業務はこの在留資格の対象外となります。
受け入れ企業が満たすべき主な条件は次のとおりです。
また、技能実習や特定技能と異なり、監理団体が存在しないため、すべて企業が直接雇用・管理する責任を負います。 その分、柔軟な採用が可能ですが、法的要件の理解不足による手続きミスも起きやすいため注意が必要です。
この資格では、知識・技術・語学を活かした業務が対象です。 主な例を挙げると以下のようになります。
一方で、現場作業・販売・飲食サービスなどは対象外です。 「職務内容が専門性を伴うか」がポイントで、職務内容書類にその根拠を明確に示す必要があります。
外国人を新規に採用する場合、以下の手続きが必要です。
申請には職務内容説明書、雇用契約書、登記事項証明書、決算書、会社概要資料など、複数の書類が必要です。
不備があると差し戻しとなり、入国スケジュール全体が遅れるケースもあります。
特に初めて申請する企業では、雇用契約書や職務内容書類の作成方法に不安を感じるケースが多いため、 外国人受け入れ支援の専門会社のサポートを利用することで、手続きの正確性とスピードを確保できます。


「技術・人文知識・国際業務」の在留資格では、職務内容と資格要件の一致がとても重要です。
本来の専門業務以外の通訳や庶務が増えると、更新時に不許可になる可能性があります。また、評価制度や昇給ルールを明確に伝えることでモチベーション維持につながります。
社内会議やチャットで使用する言語を事前に決め、兼務時の職務明確化や二言語マニュアル整備、更新用書類の準備も行うと、誤解やトラブルを防ぎやすくなります。
新卒社員として受け入れる場合、入社当初に行う研修に「技術・人文知識・国際業務」に該当しない業務が含まれていても、その研修が今後の業務に必ず必要なものであり、日本人社員も同様の研修を受ける場合には、研修期間中も「技術・人文知識・国際業務」に該当すると扱われます。
技人国の人材は高いスキルを持つ一方で、日本の生活習慣や行政手続きに不慣れなケースも多くあります。
住居探し、銀行口座開設、医療機関の利用、自治体手続きなどの生活サポートが整っていないと、早期離職につながるリスクがあります。
企業内での対応がわからない場合、難しい場合は、外部支援サービスを活用すれば、入国直後の生活立ち上げから日本語サポート、家族帯同時の支援まで包括的に対応してもらうことが可能です。企業は制度理解に専念でき、専門職の人材が安心して働ける環境を早期に整備できます。

「技術・人文知識・国際業務」は、専門性を持つ外国人が幅広い知的業務に従事できる在留資格です。
採用の自由度が高い反面、在留資格要件や職務内容の整合性を誤ると不許可リスクもあります。
初めての受け入れでは、法的条件の確認や申請書類の整備を外国人社員受け入れサポートなどの支援サービスと連携しながら進めることが、スムーズな受け入れの第一歩です。
日本で働くことが決まった外国人社員を受け入れるときには、ビザの取得や在留資格などの手続きや賃貸契約といった生活サポートなどを企業側で手配する必要があります。
当メディアでは、これまで数多くの外国人社員受け入れのサポートの実績(※)を持つリロケーション・インターナショナル監修のもと、受け入れの基礎知識をまとめました。
はじめて外国人社員を受け入れる現場の担当者や人事の方に向けて、国ごとに注意点や配慮したいポイントについて解説しているので、ぜひチェックしてください。